『システムキッチの入替から2年も経過していないのに蛇口が壊れていしまった』とお問合せ頂いた埼玉県八潮市のお宅の、蛇口内部部品の交換作業です。

前回お伺いした際、常備在庫している蛇口に交換するかもしくは、内部部品を取寄せ部品のみ交換するか検討の上、部品交換を選択されたお宅です。

2週間前に応急修理させていただいたレバー部分はどうにか耐えてしのいでくれていましたが・・・かなりグラグラな状態でいつでも折れる準備は万端です。

耐えしのいでくれたレバー・カートリッジを取り外し新しいく取寄せた物に交換していきます。

工具を使い蛇口上部の押え金具を外し、カートリッジを取り外します。

カートリッジが取り外せたら、水栓をほんの少し開き蛇口内部を洗浄していきます。

止水栓を開きすぎると台所では誰も喜ばない噴水になってしまうので慎重に少しだけお水を出し、蛇口内部の汚れを落としてあげます。内部洗浄が終わるとついに新しいレバー・カートリッジの交換に移りますが・・・やはり取付け用ビスはスチール製（鉄製）の物です。

スチール製のビスでは2年後今回と同じ事になってしまう恐れがあるので、事前に準備しておいたステンレス製のビスを使用します。

ホームセンターで200円程度で売っているものですがステンレス製なので錆びる心配はありません。メーカーの思惑がうかがえます。

ドライバーでしっかりと絞めつけキャップを被せて作業終了！！

費用的には蛇口本体の価格が高いため、蛇口を交換した場合に比べ￥20,000程度抑えることが出来ましたが、備品の取寄せに1～2週間程度期間を要し1度で直らない事を考えるとどっちがいいのかお客様判断になりますが一番の原因は取付け用ビスがステンレス製ではない事が問題だとは思いますが、いかがでしょうか