施工エリア | 東京都練馬区 |
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施工箇所 | 排水溝 |
施工内容 | 頻繁に詰まりを起こす困った排水溝の原因を解明させていただきました。 |
東京都練馬区で1・2か月に1回は必ず詰まってしまうという排水溝の改修こうじです。
前回、お話しさせていただいた通りこの建物を建築した住宅メーカーさんが、トイレが詰まる度に圧力ポンプを使い詰まりを解消していますが、担当の営業さんの都合で業者さんの手配付かず弊社【水道トラブルセンター』に出番が回っきました。
屋外排水管の点検口を覗いてみると
トイレットペーパーと根っこがギッシリ詰まっています。改良ます(コンクリートでできた昔の排水ます)ではなく強化プラスチックでできている今どきのインバートますでは排水管が破損するか、故意に根っこを排水管に入れない限り排水管に根っこが流入することは考えられません。
排水管が破損しているのではないかという事で、駐車スペースのコンクリ―トを電動工具で砕き排水管を掘起します。
排水管の上部を配管してある給水管に注意しながら掘り進めると、コンクリート表面から45㎝程度掘ったところに排水管が配管してありました。慎重に掘り進め排水管の破損カ所を探していきますが、掘っても掘っても排水管の破損個所が見つけられません。
排水管と点検くちの周りを掘り進めると排水溝の形をしたモルタルの破片がでてきて????手を穴に突っ込んで確認してみると
な・な・な・なんと点検口の中に手が入ってしまいます。
どうも点検口と、排水管サイズ違いの物を使用しているようです。このようにサイズ違いの部材を使ったいきさつは解りませんが配管工事をした際、同じサイズの継手がなく給水管と違い圧力がかかる訳でもないので大きい方に小さい方を突っ込んで周りをモルタルで覆っていたようで、モルタルと排水管の隙間から根っこが入り込んでいるようです(要は手抜き作業です。)
余りのビックリする手抜き作業でお客様にどのように報告するべきか考えてしまいまいましたが、現状を正確に報告させていただきました。
この先の作業は建物を建てた住宅メーカーの担当者さんに現状を確認してもらってからの対応となり、今日の作業はここまでです。